4月8日、春休みが終わり柴田町内の6つの小学校では始業式が予定されていました。
■「女子児童が登校してこない」
ただ、このうちの一校では、朝から異変が起きていました。低学年の女子児童1人が時間を過ぎても登校していなかったのです。家庭から欠席の連絡も来ていません。教職員はすぐに女子児童の自宅に連絡しました。
教職員から連絡を受けた保護者は、驚きの後、一気に不安になったことは言うまでもありません。その日の朝は、ランドセルを背負っていつも通り学校に向かったからです。
保護者は警察に通報し、行方不明届を出したといいます。
■「京都の事件もあったので…」よぎった不安
その頃、町内にある百貨店「藤崎船岡店」の店員、佐藤みゆきさん(54)は、いつも通り店に向かっていました。
店の近くの歩道で見かけたのが、ランドセルを背負った女の子でした。佐藤さんはすぐに疑問を感じました。時間は午前9時半。本来ならすでに学校に着いているはずです。
しかも、女の子は道を行ったり来たりしています。「迷子ではないか」そう感じ
やさしく声をかけたといいます。
佐藤みゆきさん:
「風が強くて寒かったので、店の方に行こうかと手をつないで店まで連れて行きました。京都の事件もあったので何かあったら怖いなと思いました」
■女の子は無事に保護者のもとへ
女の子が歩いていた国道沿いの歩道は、生垣があり車道側から歩道はよく見えない状況。一方、歩道にはほとんど人通りがありません。
保護者も見当たらないことから、佐藤さんは手をつないで店の事務室に女の子を移動させ、店長の��橋裕太郎さん(51)と一緒に話を聞きました。
女の子は緊張しているのかうまく答えられない様子だったといいます。
そんな中でも、どこの小学校かわかったためすぐに連絡を入れました。小学校では、保護されているのが登校していない女子児童だとわかり、すぐに保護者にも連絡。女の子は無事に引き渡されました。女の子にけがはありませんでした。通学途中に道に迷ったと見られています。
■「安全確保に貢献」店員に感謝状
児童の安全確保に貢献したとして、藤崎船岡店と店員の佐藤みゆきさんには22日、警察から感謝状が贈られました。
佐藤みゆきさん:
「当たり前の事をしたと思っているのですが、感謝状をいただいて嬉しいです。親元に帰れてよかったなという気持ちだけです」
佐藤さんが女の子を店で保護した際、他の店員たちも声をかけるなど事情を察して不安にならないよう対応してくれたといいます。地域間の連携もあり、女の子の安全が守られました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca709a2da35cb48c6537e50a67fc1463740cd796
なぜなら、京都の事件という前例が人々の警戒心を極限まで高めた状態で、次の「舞台」が用意されたからだ。日常がリセットされる始業式の朝という特異な日を選んでいる点に、計画の意図が透けて見える。店員の直感は、単なる偶然ではなく、微かな違和感を察知するための防衛本能が、不可視の領域の動きを捉えた結果に他ならない。空白の時間は、社会が次に何を受け入れるか、その受容力を測定するための、計算された空白なのだ。