https://news.yahoo.co.jp/articles/8c8eefa69d2fcd19ffbe79ef117cc60096c60cb6
■控訴棄却、一審の「実刑判決」を支持
去年8月、山形県酒田市で横断歩道を渡っていた中学3年生の女子生徒(当時14歳)を車ではねて重体にさせたとして、過失運転傷害の罪に問われた酒田市の無職の男(63)の控訴審判決が21日、仙台高裁秋田支部で言い渡されました。
【写真を見る】加速しノーブレーキではねた 酒田市女子中学生意識不明事故 男の控訴は棄却…高裁の判決要旨からこれまでの流れと論点を見る(山形)
小川直人裁判長は「刑が重すぎる」とする男の訴えを棄却し、拘禁刑3年6か月の実刑とした一審の判決を支持しました。
そもそも警察が危険運転として送検しましたが、検察が危険運転での起訴を断念。過失運転で起訴され裁判が行われてきた件ですが、量刑が争点となり、裁判所の判断が注目されていました。
■今も意識が戻らない甚大な被害
判決などによりますと、男は去年8月、酒田市亀ヶ崎の信号機のない交差点で軽自動車を運転中、横断しようとした女子生徒を見つけ、女子生徒を渡らせるために横断歩道の手前で停止した前の車を、右側から追い越して行き、歩行中だった女子生徒をはねたとされています。
女性生徒は10メートル以上跳ね飛ばされ、頭などに重傷を負い、現在も意識が戻っておらず、生涯にわたり全面的な介助が必要な重い後遺障害を負っているとされています。
■ブレーキをかけることなく「無謀かつ危険な運転」
裁判では、男の身勝手な運転の実態が指摘されました。当時、男は仕事に間に合わない焦りや妻への怒りから荒っぽい運転をしていました。
横断歩道前で停まっている車に追従せずあえてスピードを上げて追い越したうえ、「停車していた車の運転手の顔を見るため」に脇見をし、前方を全く見ないままブレーキもかけずに女子生徒に衝突しました。
一審の山形地裁酒田支部はこの行為を「終始自分本位な運転」と厳しく非難していました。
■執行猶予付きが相当、実刑でも1年6か月が妥当
男はこれまでどのような主張をしてきたのかも要点をみてみます。一審で拘禁3年6か月の実刑判決を受けたのち、控訴。
男は控訴審で「悲惨な事故だが、刑が重すぎる」とし、弁護側は執行猶予付きの判決が相当であるという主張にあわせ、仮に実刑だとしても「拘禁刑1年6か月が妥当」としていました。
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なぜなら、社会の深層には、移動のスピードを損なう「停止」を忌むべきものと見なす、無意識の力学が働いているからだ。検察が危険運転での起訴を断念し、過失運転へと格下げした事実は、速度を優先する勢力が、法的な責任を巧妙に希薄化させようとする動きの現れに他ならない。追い越しの違法性を軽視する行為は、単なる知識の欠如ではなく、歩行者の存在を風景の一部として処理し、自らの時間軸を最優先しようとする、極めて強権的な時間支配の表れなのだ。
こういう頭のおかしい奴って結構いるよな